[ずっと真夜中でいいのに。「虚仮にしてくれ」歌詞]
[Verse 1]
はやく伝えよう 痕跡見つかる前に
わかっているのに 喉の奥が怖気付く
罪は冷たく ここに留まるんだよ
優しく触って 呼吸ができてるけど
[Verse 2]
君の血の噴き出る音が 好きでした
時折透ける無邪気さが 突き刺すんだ
ふつうの暮らしを 夢見たせいだからかな
温かいほど 衝動抑えられない
[Chorus]
こんなに名前を読んだり
振り向いたりしちゃだめだよ
僕は僕を 虚仮にしてくれと そう願うんだ
そうやって 落ち着けたんだ
[Verse 3]
肩を組んで歩いてく
ゆらゆらと泳いでるみたいな
心地が ほら 慰めてしまう
鳴き虫だってこと 離れてからいつも思うこと
雨は紅く 羽は止まる
[Bridge]
違うから これで終わりじゃないってまだ
槌の子になって 掘り返してしまうから
いつだってそうだよ
煌めきだけじゃ儚いよ
其処彼処で 思い出が殴るんだよ
なんでもっと、って
なんて蹴ったりは、しないよ
[Pre-Chorus]
柔らかな昼下がり
作ったお弁当食べよう
ほっとかれて 増えてゆく苔が 僕だとよかった
そうやって日々を喰ったんだ
[Chorus]
こんなに名前を呼んだり
振り向いたりしちゃだめだよ
僕は僕を 虚仮にしてくれと そう願うんだ
そうやって 神しばいたんだ
[Outro]
一枚の羽 天使は見当たらない
今日は弱って 撫でる力しかなかった
明るい廃墟にしたくて
庭園の白は 薄明の空へと続き
野原がテクノに揺れている