[Verse 1: Mitake Ran]
燦、と目を突く 光線が
浅く夕立を 絶った跡
透いた瞼で 浮いている
網膜の奥で 夏を呼ぶ
さんざめく様な 残響が
もう、耳鳴りに なった頃
火照った手と手が 浮いている
繋ごうなんて しないまま
[Bridge: Mitake Ran, Aoba Moka, Hazawa Tsugumi, Uehara Himari, Udagawa Tomoe]
忘れたくたって
忘れらんない 日々のこと
(そう、いつも)
(そう、いつも)
思い出している
[Pre-Chorus: Mitake Ran]
眩々々々 西明かりが
影を 遠く遠く 暈していく
[Chorus: Mitake Ran, Aoba Moka, Hazawa Tsugumi, Uehara Himari, Udagawa Tomoe]
「しゃあないな」 って 目を伏せて
大人振って しまう様な
「大嫌い」が 手の中で
呪いみたいに 疼いている
「バイバイ」なんて 手を振って
放り出して しまったんだ
メロディに 溶けていく
夕日みたいに 燃えている
[Instrumental Bridge]
[Verse 2: Mitake Ran]
凪ぐ 噪ぐ 干上がる 戸惑う 茹っていく
知れ無い 歪な頭の中
躊躇う 言葉 吹き曝して
野暮天な風が 髪を撫でる
気がつけば 情景も
もう置き去りになった頃
あぁ、あの日から一向に
何の一つも 言えないまま
[Bridge: Mitake Ran, Aoba Moka, Hazawa Tsugumi, Uehara Himari, Udagawa Tomoe]
思い出せそうで
辿れない 今日のこと
(もう、いくつも)
(もう、いくつも)
錆びついている
[Pre-Chorus: Mitake Ran ]
眩々々々 君の知らない 日々を
一つ一つ 焦がしていく
[Bridge: Mitake Ran]
「バイバイ、じゃあね」 手を振って
忘れちゃえば 良かったんだ
「しゃあないな」って 目を伏せて
捨てちゃえば 良かったんだ
[Chorus: Everyone, Mitake Ran]
手と手が 離れたあと
夕日になった 私たちは
「大嫌い」が 胸の中で
呪いみたいに 疼いている
メロディが 溶けていく
不意に ポロッと落ちていく
後悔が 夏の空で
きっと今も 燃えている
[Instrumental Outro]