見上げた天窓の夜空
フレームされた星のざわめき
流れた 涙も 乾いて
涙も 涙も 乾いて
遠く
眠り名乗る前の深淵
立ち上がる問いの瞬き
音も無く 涙も 乾いて
広がる闇 涙も 乾いて
光よ
夜の生まれる以前 無言の漆黒
目を開いた 地平線が
さざ波の 体温を宿す 宿す
朝が生まれ 夜が生まれ
私 が訪れる 覚醒と
伸びていく長い影
無数の砂のざわめき
流れた 涙も 乾いて
涙も 涙も 乾いて
そばに
宇宙を仰いで 貫け 闇を どこまでも
宇宙を仰いで この 闇を どこまでも
宇宙を仰いで 貫け 光よ どこまでも
宇宙を仰いで
朝が生まれ 夜が生まれ
私 が訪れる 覚醒と
連続の 奇跡の中 饒舌なる 光よ