ハイウェイを流れる車の河を
テールライトの河を見下ろすと
誰もが流れに沿って進んでいる
正しさを進んで犠牲にしながら
自分がただの歯車であることを認めたら
自由を捨てて型に従うことになる
小さな塵が集い渦を巻き
嵐になる
急成長する都会を
摩天楼を見上げると
最善の意図を持った人々でも
自分の嘘を信じてしまう
未来から借りたものは
誰かが返さなくてはならない
悪循環を絶っには
自らの道を斬り拓くしかない
皆それぞれの戦いがあり
勝ちたいと願うか
あり得たかもしれない人生と
現実と戦いながら
けれど自分の道が険しくとも
お前は必ずそこに戻るだろう
戦いの砂麈が収まったとしても
内なる闘争は続く